特徴
自然素材である。

土佐和紙の技術を生かして長い繊維を良く絡ませた、縦横の違いの少ない、 柔軟で 腰の強い紙である。
そのために内装用、襖用として貼りやすい。

(汚れに注意する等、丁寧な施工が必要)

水分を吸ったり吐いたりする調湿作用がある。

紙の繊維と繊維の間に隙間があるので通気性があり、壁紙の内側の水分を除き、
下地材の腐蝕を防ぎます。

紙の繊維と繊維の間に空気があり熱を伝えにくいので保温性がある。

結露ができない。

反射(乱反射)した光がやわらかい。

そのまま塗料を塗れる(絵の具で書ける)。

貼替えの時、剥がさずにそのまま上に貼る事ができる。

◎燃えても、有毒なガスを発生しない。

廃棄しても土に還る。

留意点

汚れに注意して丁寧な施工が必要で、施工代が割高(ビニール壁紙と比べて)になる。

汚れがつくと、ふき取りが難しい。

下地の色の濃淡が著しい場合、色が浮き出る可能性があります。

◎通気性があるので、下地の通気性の違い(パテの部分と他の部分など)により、  長い間に、ほこりの付着の違いにより模様が浮き出る可能性があります。


 和紙壁紙(土佐和紙)

現在の壁紙は殆どビニール壁紙ですが、ビニール壁紙は柔らかくするための可塑剤(かそざい、フタル酸エステルなど)や難燃剤(なんねいざい、リン化合物など)などの化学薬品が多く含まれています。
又、紙壁紙といわれているものは、紙に印刷、難燃加工、防カビ加工、撥水加工等をして、壁紙用裏打紙(難燃加工をしている)を接着剤で貼りあわせたものが殆どです。
当社の和紙壁紙(土佐和紙)は、抄紙機上で2つの湿紙(表の紙と裏の紙)を抄き合わせ、ステンレスドライで乾燥させたものです。
二次加工(難燃加工、印刷、撥水加工、裏打ち紙を接着剤で貼りあわせる等)は一切していない自然素材の壁紙です。
国土交通省のホルムアルデヒド発散建築材料(壁紙、F☆☆☆☆)の
規制対象外の認定(認定番号 MFN-3399を取得しています。

上:四万十NO.10
下:四万十NO.5

左から四万十NO.11,NO.12,NO.9











































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